翌日の朝、六つの法陣が解かれた。
次日清晨,六道阵法已解。
【蘇摩】
「善見塔は百階あるけれど、衛兵が配置されているのは、最初の三十四階だけ。毘瑠璃がいた七階の外側にある哨戒台以外に、七階から上は、三階ごとに隠し哨戒台がある。あの衛兵達は暗器を得意とする。警戒しなければならない。三十五階の先には階段がない。どうやって登るのかは、私にもわからない。以上が毘瑠璃から聞いた情報。私達姉妹の間に隠し事はないわ。それでも彼女が帝釈天の側に付き、彼の計画を支持するのを止められなかった。」
善见塔足有百层,然而实际上有人把守的,只有前三十四层。除了毗琉璃她看守的位于第七层外延的哨台,自第七层向上,里面每三层设有一处暗哨。这些守兵多擅长暗器,令人不得不防。而从三十五层往上,就没有楼梯了,到底如何登顶,我也并不清楚。这些都是我从毗琉璃口中得知的,我们姐妹之间没有秘密。但即使是我,也无法让她放弃追随帝释天,放弃支持帝释天的计划。
【阿修羅】
「妹と違って達観しているな。」
你倒是比你妹妹要看开一些。
【蘇摩】
「勝てば官軍、負ければ賊軍。しかし帝釈天は十善業道を唱える。私はそれを認めないし、帝釈天の呼び出しに応じたこともない。でもあなたのやり方に賛同しているわけではないわよ、阿修羅様。」
所谓成王败寇,无可厚非,可帝释天推行十善业道,我苏摩不敢苟同。我也一直不肯受帝释天的召见。但这并不表示我赞同你如今的做法,阿修罗大人。
【阿修羅】
「別にお前の賛同はいらない。連れていけ。約束通り、妹と一緒に瑠璃城に送ってやれ。」
我也不需要你的赞同。把人带下去,遵守约定,送她们姐妹回琉璃城。
……善見塔の入口
——善见塔入口
【燼天玉藻前】
「一晩かけてようやく入口を開いた。塔内は広くはないようだ。数人しか入れない。」
折腾了一晚上,总算是打开了入口,看来塔里的路也并不宽敞,带不了几个人上去。
【小白】
「七階から三十四階の間に、三階ごとに隠し哨戒台があるなら、全部で九つの階に隠し哨戒台があることになりますね。我々に阿修羅様を加えて、丁度九人ですね!」
从七层到三十四层,每三层有一处暗哨的话,就是一共有九层有暗哨把守啦。我们几个加上阿修罗大人,刚好是九个人呢!
【鬼切】
「九人も……いるのか?」
我们有……九个人吗?
【小白】
「そうですよ。大江山の酒呑童子様と茨木童子様、源氏の源頼光様と鬼切様、逢魔の原の玉藻前様に……セイメイ様、阿修羅様、迦楼羅様と小白、合わせて九人です。」
是呀,来自大江山的酒吞童子和茨木童子,源氏的源赖光和鬼切,逢魔之原的玉藻前大人……再加晴明大人,阿修罗大人,迦楼罗大人和小白我,一共是九个人呀。
【鬼切】
「自分も……頭数に入れているのか。」
竟然把……自己也算进去了吗。
【迦楼羅】
「その、全員で入ると魔神が暴れだしてしまうだろう。俺は外に残っていたほうがいいのではないか?」
那个,大家都进去了这群魔神可是会暴动的呀,我看我还是留在外面如何?
【小白】
「しかし三十五階の先には階段がないじゃないですか。迦楼羅様が一緒じゃなきゃ困ります。」
可第三十五层往上就没有楼梯了不是吗?不带上迦楼罗大人可不行呢。
【迦楼羅】
「この狐め、この迦楼羅様を階段扱いしやがって!」
你这狐狸,竟然把我迦楼罗大人当成楼梯!
【阿修羅】
「軍に伝えろ。四割の兵を四つの城門に配備させろ。天人が善見城を取り返しに来るかもしれん。残りは善見城を中心に三里後退し、その場で待機だ。そして見回り隊を編成し、城を見回ってくれ。怪しい者がいたら牢獄にぶち込め。俺が戻ってから処分する。俺が留守の間、命令に逆らうやつは問答無用で殺せ。」
传我命令,营中抽出四成兵力,分别守于四处城门,防止天人杀回善见城。其余以善见塔为中心向后撤退三里,原地待命。另组织巡逻队轮番巡视城中,遇到可疑的就丢进牢狱,等我回来再做定夺。我不在期间,任何胆敢违抗我命令的,杀无赦。
【魔神】
「はっ!」
是!
【小白】
「阿修羅様は相変わらず手厳しいですね。」
果然还是一如既往雷厉风行的阿修罗大人呢。
阿修羅が善見塔に足を踏み入れ、残りの八人もその後を追って善見塔を登っていく。
阿修罗转身就踏入了善见塔中,余下的八人于是也跟随他一起进了善见塔,向上攀爬。
【鬼切】
「ここが十階、蘇摩が言っていた最初の隠し哨戒台のある階か?」
到了第十层,这里就是那苏摩所说的第一层暗哨吗?
【小白】
「セイメイ様、矢に気をつけてください!矢に毒が塗られています。なんて卑怯な!ここは小白に任せてください!皆様は早く上へ!」
晴明大人小心,有暗箭!箭上竟然有毒,太可恶了!这一层就交给小白好了!几位大人快上去!
【晴明】 本章未完,请点击下一页继续阅读! 第1页/共3页
梦远书城已将原网页转码以便移动设备浏览
本站仅提供资源搜索服务,不存放任何实质内容。如有侵权内容请联系搜狗,源资源删除后本站的链接将自动失效。
推荐阅读