「姉様と帝釈天様の間には誤解がありましたが、嘘の情報を流したりはしません。」
姐姐她虽然和帝释天大人有些误会,但绝不会谎报军情。
【帝釈天】
「それもそうだな。あなたは瑠璃城城主の座を捨てて、善見城に来たんだ。彼女も馬鹿な真似はしないだろう。善見城の兵を集めてくれ、私が兵を連れて瑠璃城に向かう。」
也是,你已离开琉璃城主之位,在善见城任职,她不会罔顾你的安危。集结善见城兵力,我将亲自领兵前往琉璃城。
帝釈天が命令を下した後、阿修羅は王宮を出た。将兵達に紛れ込み、軍と共に瑠璃城へ向かった。
帝释天的命令下达后,阿修罗从王殿离开,潜入了随军的将士里,跟着大军一起前往了琉璃城。
【天人の将士甲】
「終わったばかりなのに、また戦争か。鬼族は一体どれだけいるんだ?」
这才多久,就又出征了,这鬼族军难道是打不完的吗?
【天人の将士乙】
「鬼族との戦争で、既に多くの兵士が死んだ。我々は今回、勝つことができるだろうか。」
平定与鬼族的外战已耗费不少兵力,这一趟我们不知还能不能胜利。
【毘瑠璃】
「帝釈天様を信じましょう、きっと勝てます。」
帝释天大人仁慈英明,定会大胜而归。
【天人の将士甲】
「帝釈天様、瑠璃城の近くに到着しました。」
大人,我们已到了琉璃城附近。
【帝釈天】
「脇道を使おう。森をゆっくり抜けて、気づかれないように瑠璃城へ進軍する。」
抄小路,在林中缓慢接近琉璃城,不要让人发现。
【天人の将士甲】
「はっ!」
是!
軍は脇道経由で瑠璃城の外に到着し、森の中に潜伏している。鬼族の軍が瑠璃城を囲んでおり、城壁を攻撃し、侵入しようとしている。
一行人抄小道到了琉璃城下,潜伏在树林中。只见,琉璃城下已聚集了一支鬼族军队,将琉璃城层层围住,并不断进攻城墙,试图突入。
【帝釈天】
「蘇摩が言っていたのは事実のようだ。」
看来苏摩所说的军情确实并非谎言。
【毘瑠璃】
「姉様は嘘をついたりなんかしません。強がりの姉様が助けを求めるくらいです。きっと苦戦しているのでしょう……城の民達は大丈夫かしら。」
姐姐是不会欺骗我们的,她为人要强,既向我们求救,一定是已苦战多日……不知道城中的百姓是否还安好。
【帝釈天】
「大丈夫だろう。前回の陥落を経て、瑠璃城の壁は強化された。やつらがまだ外にいるということは、城内はまだ無事だ。少なくとも、食料が残っているうちは。しかしこの鬼族達は、鬼爪がとっくに血まみれになっているのに、城壁への攻撃を止めない。城壁に付いてる血から察するに、こうしている鬼は少なくないのだろう。力尽きて死んでしまったやつもいる……」
你先别担心,琉璃城的城墙自上次陷落就加固过,他们既然还围在外面,肯定是还不曾突入城中。只要城中粮草未断,就不会有事。但看这些鬼族即使鬼爪早已血肉模糊,却还在有条不紊地击打着岿然不动的城墙。从墙上的血污来看,这么做的鬼族不在少数,甚至有人力竭而死,横尸城墙下……
【阿修羅】
「気まぐれに生きているはずだった鬼族が、一体誰のために必死になってるのか、考えているんだろう?」
你在想那些鬼族生来性格自由散漫,是为谁卖命,怎么会这么拼命,是吗?
【帝釈天】
「あなたは?」
你是?
【阿修羅】
「お前も俺がわからないのか。」
没想到这回你也认不出我。
【帝釈天】
「すまない、配下の将兵が多くてね、全員の顔を覚えているわけではないんだ。」
抱歉,手下的将士众多,偶尔也有记不过来的时候。
【阿修羅】
「お前に関わったやつは大勢いる。俺のことを覚えていないのも当然だ。」
你勾结过的人成千上万,记不起来我一个也是当然的。
【帝釈天】
「何か言ったか?」
你说什么?
【阿修羅】
「今思い出せなくても、いつか思い出してくれればいい。今一番重要なのは、こいつらの心を読んで、裏に隠れているやつを調べることだ、そうだろう?」
我说现在记不起来没什么,等你自己想起来就好。当务之急是探一探这些家伙的内心,看看他们是为谁卖命,你说对不对?
【帝釈天】
「……その通りだ。」
……你说的不错。
帝釈天は精神感応を使って敵の考えを読んでみた。
帝释天以心灵感应试探了敌情。
【帝釈天】
「どういうことだ?やつらの頭は空っぽで、自我すら持っていない。まだ呼吸していることを除けば、死体とほぼ同じだ。それだけじゃない、この鬼族達は思考できないが、士気は妙に高くて、戦闘欲が高い上に痛みを感じない、まるで……まるで玉醸を飲んでいるようだ……」
怎么回事?他们的脑海中空空如也,根本没有自我意识,不过是比尸体多口气罢了。不仅如此,这些鬼族虽然脑中毫无思想,但士气高昂,情绪高涨,充满了战意且毫无痛觉,就有如……有如喝了玉酿一般…… 本章未完,请点击下一页继续阅读! 第2页/共3页
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